タイの国立公園でワニとの自撮り2ショットを試みた女性が、太ももをガブリと噛まれる怪我をした。元旦早々、来園者の救急搬送騒ぎが起きたことに国立公園側も眉をひそめている。


来園者が負傷したのは、タイ南部でバンコクの北東に位置する自然豊かでトレッキングが人気のカオヤイ国立公園(Khao Yai National Park)。ワニに脚を噛まれたのはフランスから来た41歳の女性観光客で、すぐに病院に搬送され命に別状はないという。

ナコーンラーチャシーマー県警察が発表したところによれば、女性は夫とともにタイを訪れてこの公園内のトレッキングコースに参加したが、グループから離れて野生のワニが棲む沼地へ。1頭を見つけると近づいて自撮り2ショットを試み、その直後に左の太ももを噛まれた。

ワニはすぐに女性の体を離したが、もしも噛みついたまま執拗に離さない、あるいは水の中に引きずり込むという行動があった場合は命にかかわる状況であったに違いない。コース内のあちこちに各種の警告板が設けられており、ルールを守らないこうした来園者の存在に公園側は常に頭を悩ませているという。


出典:http://www.chrisblend.com
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)