エセックス州ブライトリングシーに住むエミリー・ニューラヴさん(22歳)は、大手チェーンドラッグストア「Boots(ブーツ)」へ娘グレースちゃん(2歳)の薬を受け取りに行き、驚愕した。
グレースちゃんは生後3週あたりから便秘に悩まされており、これまでエミリーさんはコルチェスター総合病院で医師の診察を受けさせ、また複数の治療薬や自然治癒薬を飲ませるなど、グレースちゃんの便秘が少しでも改善されるようにと手を尽くしてきた。
そんなグレースちゃんは今年1月末から薬用流動パラフィンを日常的に飲んでおり、エミリーさんは薬を切らしてはならないと地元のBootsへ電話して2本注文した。地元の店で薬を入手しにくいことが時折あったからだ。
電話で会計の女性スタッフに薬を注文したエミリーさんはその後、間違いなく2本入手したという連絡を受けて薬を取りに出向いた。
それは排便を促すものでなく軟膏の基礎剤となるもので、箱にも入っていなければ薬についての情報が書かれた紙も入っていなかった。エミリーさんがラベルをよく見てみると「危険」の文字があり、「飲んだり気管に入った場合には致命的となり得る。誤飲した時には直ちに中毒センターか医師に連絡すること」と書かれてあったのだ。
「別の薬剤師にこのボトルについて確認したところ、もし娘がこの薬を飲んでいたら命はなかっただろうと言われました。私がラベルを確認しなければ、娘は生死をさまようような大変な目に遭っていたのです。
エミリーさんは、「必ず処方薬を自分で確認して」と世間に注意喚起を促している。一方で地元Bootsのスポークスマンは「現在、この件については調査中です。患者とその家族に多大なご迷惑をおかけしたことを心からお詫び申し上げます」と述べている。このニュースを知った人からは「数週間前にテレビ番組で処方薬のミスのことを言ってたわ。
画像は『real fix 2018年2月28日付「Mum Says Her Two-Year-Old Daughter Could Have Been Killed After Getting Given The Wrong Medication」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)