英サウス・ウェールズ、ブリジェンドにある屋内プレイルーム「ワンス・アポン・ア・プレイタイム・センター(Once Upon a Playtime centre)」で今月4日、5歳の娘ロッティちゃんと一緒に遊んでいたアシュレー・フーパーさん(31歳)が、ジャングルジムの骨組みに頭を強打して倒れこんだ。骨組みには柔らかいクッションが巻かれていたが、アシュレーさんは身体を動かすことすらできずに救急車でプリンス・オブ・ウェールズ病院に搬送された。
検査の結果、アシュレーさんは脊髄を損傷していることが判明し、医師らは緊急手術で首の骨の一部を取り出して除圧し、金属製のプレートで首を固定した。
パートナーのカーリー・フレイザーさんは、アシュレーさんの容態について次のように語っている。
「脊髄が腫れ神経を刺激しているため上半身の痛みが酷いようです。
なお同センターは「遊具は大人が一緒に遊べるようにデザインされている」と謳っているが、このニュースに対してSNSでは「大人が一緒に遊べるようになんて、そんな配慮はされていないと思う。防ぐことができた事故」「もっと規制を厳しくするべき」といった辛口のコメントも少なからず見られる。しかし「安全を考慮したうえで作られているのがプレイルーム。これは事故」「よく利用する。
事故から2日後、同センターはFacebookを通して事故の経緯を説明し、アシュレーさんの医療費などに充てる募金を呼びかけており、「このような事故が起こってしまってスタッフ一同非常に残念に思っています。アシュレーさんの回復を皆で祈り応援しましょう」とメッセージを添えている。
また事故から1週間が過ぎてメディアのインタビューに応じたカーリーさんは、次のように語った。
「アシュレーは足の指を動かすことができるようになりました。
アシュレーさんの回復を誰よりも心待ちにしているのは、おそらく一緒に遊んでいたロッティちゃんだろう。
画像は『The Sun 2019年9月13日付「FREAK ACCIDENT Fun-loving dad, 31, left paralysed after banging his head at soft play centre」(Credit: Wales News Service)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)