英時間20日、エリザベス女王の孫ユージェニー王女がInstagramを更新した。9日に誕生したばかりの第1子の顔写真を初公開した王女は、愛息に「オーガスト・フィリップ・ホーク・ブルックスバンク」と名付けたことを明かした。


エリザベス女王の次男ヨーク公アンドルー王子と元夫人セーラ・ファーガソンさん(1996年に離婚)の次女で、ウィリアム王子、ヘンリー王子のいとこにあたるユージェニー王女は、2018年10月に実業家のジャック・ブルックスバンク氏と結婚し、今月9日に待望の第1子となる男児を出産した。

王女は出産当日に自身のInstagramを更新し、夫と誕生したばかりの愛息の小さな手を握ったクローズアップ写真を公開。青いハートの絵文字が3つ並んだシンプルな投稿メッセージには、世界中のロイヤルファンから多数の祝福メッセージが寄せられた。ユージェニー王女の第1子はロンドン市内の「The Portland Hospital」で帝王切開により誕生しており、王室は「母子ともに健康である」と声明を発表していた。

そして男児誕生から11日が経過した現地時間20日、ユージェニー王女が再びInstagramを更新し、男児の名前を発表した。複数枚添えられた写真では、愛息のクローズアップ画像も公開している。


「オーガスト・フィリップ・ホーク・ブルックスバンクを紹介いたします」

青いハートの絵文字を3つ添えてそう綴ったユージェニー王女は、

「たくさんの素敵なメッセージをありがとうございました。私達の心は、この小さな我が子に対する愛情で満ち溢れています。それは言葉では言い尽くせないほどです。これらの写真を皆さんとシェアさせていただけることを嬉しく思っております。」

と続けた。王女はさらに、これらの写真を撮影した助産師をはじめとした医療従事者達への感謝の気持ちも綴っている。


これを受けて英王室も、

「第1子誕生時に皆様から寄せられた祝福の言葉に、夫妻は感激しておられます。
そして初となる家族写真を公開できることに喜びを感じています。」

とメッセージを公開。またユージェニー王女の母セーラ・ファーガソンさんも「美しい授かりもの」「家族の皆に愛と喜びをもたらしてくれる」と初孫の誕生に歓喜し、

「ジャックとユージェニーを誇りに思います」
「2人は素晴らしい親になるでしょう」

とメッセージを綴っている。


ユージェニー王女は実父のヨーク公アンドルー王子が今月19日に61歳の誕生日を迎えたばかりだったことから、

「息子の祖父のバースデー・ウィークエンドに、私自身は自分の祖父に思いを寄せています」

現在入院中のフィリップ王配を慮るメッセージをInstagramストーリーに投稿し、「オーガスト・フィリップ・ホーク・ブルックスバンク」という名前はそんな王配へのトリビュートであることを明かしている。ちなみに「オーガスト」はエリザベス女王の高祖母であるヴィクトリア女王の夫アルバート公のミドルネーム「Augustus」、「ホーク」は夫ジャックさんの祖先エドワード・ホーク・ブルックスバンク牧師のミドルネームであることから、ユージェニー王女は

「息子は曽祖父、そして両親の祖父の5世代前の祖父達(his great x5 grandfathers)の名前から名付けられました」

とネーミングの由来を説明した。

英王室では、フィリップ王配の入院やヘンリー王子・メーガン妃による王室からの完全離脱などネガティブな報道が続いていたことから、9番目となるひ孫の誕生に対するエリザベス女王の喜びはひとしおだったことだろう。

画像は『Princess Eugenie 2021年2月20日付Instagram「We wanted to introduce you to August Philip Hawke Brooksbank..」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 c.emma)