アメリカ在住の男性が“細菌に感染して死ぬまで生肉を食べ続ける”という信じ難いチャレンジをInstagramで公開し話題を呼んでいる。男性は自身の健康問題を解決するためにこの食生活を始めたと明かしており、生の牛肉や鶏むね肉、牛レバーなどを食べ続けチャレンジ開始から80日以上が経過したが、元気に過ごしているようだ。現在フォロワー数は8.6万人となっており、ユーザーの興味を引いていることを『Metro』などが伝えた。

奇妙なチャレンジに挑戦している男性は自身の名前を明かしておらず、Instagramで「生肉の実験(Raw Meat Experiment)」というアカウントで投稿を行っている。投稿には「細菌によって死ぬまで毎日無加工の生肉を食べ続けます。5日だけ生きるのか、それとも500年生き延びるのか見てみましょう」とチャレンジの内容が記載されていた。

投稿では大きな牛ステーキ肉や鶏むね肉、牛レバー、牛の腎臓、脳みそなど全て生のまま食している。時には大きな切り身の状態の生魚にかじりついている姿も投稿し、加熱処理を行っていない生乳や生卵を飲み干す姿も見られた。

男性は「体に酷い変化が起きない限りは無期限に続けていきたいと思っているよ」と明かしており、味に関しても特に問題がないようだ。基本的には一日2食の生活で生肉の他にも調理した料理を食べる日もあるが、丸一日生肉しか食べない日もあると明かしている。

もともと多くの健康問題を抱えていたという男性は、投稿でチャレンジを始めたきっかけについて説明していた。

「慢性疲労や重度のニキビである嚢胞性ざ瘡、歩いたり運転しているだけでもめまいがし、腰痛も重なって辛い日々を過ごしていました。これらの症状を改善したかったので栄養学の勉強を始めました。」

「ケールのシェイクやフムス、ベーグル、サプリメント、ナッツ、種子、スーパーフードのパウダーなど植物を中心に食べて生活し、症状の改善に繋がるものがないかと試していたのです。」

「ある日、友人が肉を食べて健康問題を解決したという情報を教えてくれました。『そんなバカなことがあるか』と思っていましたが、それから似たような情報を目にするようになり、すっかりはまってしまいました。そして朝ごはんのベーグルやスムージーの代わりにステーキや卵を食べ始めると、一日中満腹感を得ることができただけでなく、炭水化物を摂取した後の眠気などもなく安定して過ごすことができ、痛みも消え始めたのです。」

「もしかしたら私は穀物を上手く消化できないのかもしれません。とにかくそれからは栄養豊富な動物性食品を食事に取り入れていったのです。生乳にも挑戦してみると、肌荒れを起こすことがなかったので気に入りました。調べてみると牛乳を加熱殺菌すると私たちに有益な酵素や細菌を殺してしまうため、無加工の乳製品の方がより有益であると分かりました。」

食生活を変えたことで健康問題が解決していったことに喜びを覚えた男性は、生卵や生の牛レバーなど次々に新しい食品に挑戦し始め、その記録としてInstagramへの投稿を始めたという。衝撃的な食生活で元気に過ごす姿を公開しているこのアカウントは、今月2日の時点で8.6万人のフォロワーを集めている。


コメント欄には「生の鶏肉って大丈夫なの?」「絶対にいつか病院に行くことになるよ」「見ているだけで気持ち悪いけど、なぜだか投稿を見たくなっちゃうよ」など心配の声や興味をそそられた人々の声が届いていた。


なおイギリスでは、幼少期から50年間もソーセージを生で食べている驚きの食生活を公開した男性も話題を呼んでいた。



画像は『Raw Meat Experiment 2021年12月3日付Instagram「Eating raw meat at Whole Foods every day til I die from bacteria day 21」、2021年11月27日付Instagram「Chimken titty」、2022年1月26日付Instagram、2022年1月20日付Instagram「Day 69 - haha nice - still haven’t been sick or physically removed from Whole Foods」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)