あなたにとってお肌の曲がり角はいくつだろうか。加齢に伴い肌の皺やたるみが気になるのは自然なことだが、アメリカに住むある女性は20歳で顔の皺を伸ばすフィラー(充填剤)注射を始め、衝撃的な老け顔になってしまったという。
『The Sun』などが伝えている。

アメリカ在住のTikToker、カイリー・テイラーさん(Kylie Taylor、25)がフィラー注射のビフォーアフターの顔の写真を投稿したところ、「まるで別人」と注目されている。

カイリーさんは動画に「フィラー後の私は10歳老けてしまったかのよう。顔がむくんで“異様”でしょう」と言葉を添え、「フィラーは私の顔を台無しにしたの。もう自分の顔ではないみたい」と説明、ビフォーアフターを披露した。

アフターのカイリーさんを見ると、うつぶせで寝た後に顔が腫れてしまった時のようなボテッとした印象で、以前はすっきりしていた輪郭にも変化が見られる。
この動画は1週間で再生回数が100万回弱を記録しており、カイリーさんは最近の投稿で「4月2日にフィラーを溶解する施術を受ける」と宣言した。

実はカイリーさん、20歳の時にリップフィラーに挑戦、22~23歳で顔のフィラーを始めた。これまでに頬全体、こめかみ、顎、耳から顎にかけてのライン、口元、そして鼻にまで「自分でも数えきれない」というほどのフィラーを注入しており、2年前から少しずつ顔がむくみ始めたという。

「誰もフィラーをするには若すぎるとは言ってくれなかったの。この業界は年齢なんて全く気にしないのよ。彼らが欲しいのはお金だけ。
お金さえ手に入れば、顧客の顔がどうなろうと関係ないの」と怒りを抑えることができないカイリーさん。おでこや顎にはボトックスもしているそうで、動画を見た人からは「若いのにフィラーなんて全く必要なかったと思う」「フィラーは皺を伸ばすためでしょう。薬剤を入れるのだからボリュームが出るのは当然よ」「以前の顔のほうが若く見えるし可愛いわ」「25歳以下でフィラーに手を出すなんてどうかしている。やるとしたら50歳よ」「お金を無駄にしたわね」「美容整形はロシアンルーレットと同じ」「溶解剤を使うのも善し悪しよ。気を付けて!」といったコメントがあがった。


これに対しカイリーさんは「もしフィラーを考えている人は、しっかり施術者のリサーチをすることね。
そして『こうしてもらいたい』ということをはっきりと伝えること。そうでないと彼らは勝手にあなたの顔をいじりだすわ。それに『若いうちは必要ない』と伝えたいわね」と述べている。

ちなみにイギリスの26歳の女性は昨年、鼻の形が不満でフィラー注射を受けたところ鼻の先端が壊死してしまった。女性は高気圧酸素療法を1か月以上毎日続けたことで鼻の一部を失うことだけは避けられたが、鼻には傷痕が残ったという。

画像は『Kylie Taylor 2022年3月14日付TikTok「I look 10 years older and so puffy and weird looking.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 A.C.)