歌手ジャスティン・ビーバーが、自身の写真や曲の歌詞を使用した商品を無断で販売しているH&Mに対して自身のInstagramで怒りを露わにした。ジャスティンは「商品はゴミ同然」と強い憤りを見せ、ファン達へ購入しないように呼びかけている。


世界的ポップスターのジャスティン・ビーバーが、このほどファッションブランド「H&M」に怒りの矛先を向けた。

H&Mではジャスティンのモノクロの顔写真がプリントされたTシャツ、フード付パーカー、キャンバスバッグやジャスティンの曲『Ghost』の歌詞「I miss you more than life(自分の命よりも君が恋しい)」と書かれたパーカーやスマホケースなどが販売されている。

ジャスティンは自身のInstagramストーリーに「使用を許可していない」と投稿したうえでこのように続けた。

「僕はH&Mで売られている商品を許可した覚えはないよ。許可も承認もなしで作られている。呆れちゃうよ。
僕なら買わないね。」
「H&Mの僕の写真が使用された商品はゴミ同然だし、許可していない。みんな、買わないで。」

Instagramのジャスティンのファンページ「Justin Bieber Traacker」では問題になったH&Mの商品写真を公開しているが、この投稿にジャスティン本人が「僕が許可してないってみんな分かった時、呆れたってなるよね」と直接書き込んでいた。

そんなジャスティンの投稿に続いて、ファン達もSNSで商品を買わないように呼びかけている。

「やっぱりね。ジャスティンなら許可しないようなデザインだなって思ってたのよ、買わないわ。」
「ジャスティンがゴミ同然って言ってるわ。みんな買っちゃダメよ!」
「私は買わない! でもTシャツに使われてるジャスティンの写真が可愛すぎて心が揺れる。」


H&Mでは2016年と2017年にジャスティンのツアーのプロモーションを兼ねた商品が、2020年にはジャスティンのアルバム『Changes』からインスピレーションを得た商品を販売してきたが、これまでシャスティンが批判の声をあげたことはなかった。


なおH&Mは米メディア『People.com』に、ジャスティンの主張とは異なり「使用許可を得た」としてこのように話している。

「他のライセンス商品やパートナーシップと同様、(ジャスティンの商品も)H&Mは適切な使用許可の手続きに従っています。」

画像は『Justin Bieber 2022年8月8日付Instagram「Lil vibes from norway.」、2022年12月20日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 Tina)