現地10月28日、ラファ・ナダル・テニスアカデミーでITF(国際テニス連盟)S200マナコル大会が行われ、シャビエル・フラケル・ビラス(スペイン)と組んだカルロス・モヤ(スペイン)は男子ダブルスで決勝に進出。フアン・ラブレス・ロッセロ/ジョアン・スアシ(共にスペイン)を2-6、6-2、[10-6]で下し、優勝を果たした。
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ラファエル・ナダル(スペイン/世界ランク5位)のコーチを務める45歳のモヤは、1998年全仏オープン覇者。バボラ「ピュアドライブ」を使い、懐疑的な見方もあった中厚ラケットでもグランドスラムを勝てることをツアーに知らしめた選手でもある。モヤにとっては、引退した2010年のATPマスターズ1000マドリード大会以来となる公式戦でのプレーとなったが、さすがは元世界No.1と言うべき優勝である。
今回、ラファ・ナダル・テニスアカデミーで開催されたITFシニアツアーは、30歳以上が参加できる男子大会。30歳以上のクラスは、シニアツアーに新設されたカテゴリーだという。それにしても、シニア大会に、元世界一の選手が出場するとは、周りも驚いたことだろう。