1月2日、WTA500アドレード国際(1月3~9日)のディフェンディング・チャンピオンのイガ・シフィオンテク(ポーランド/世界ランク9位)が記者会見に臨み、大会連覇に向けて「大会を前に、いい兆しも感じられた」と手応えを語った。
【画像】シフィオンテクが練習を行なったバーティ、ガウフ、フェルナンデスとの写真を公開
今週、シフィオンテクは世界ランク1位のアシュリー・バーティ(オーストラリア)やココ・ガウフ(アメリカ/同22位)、レイラ・フェルナンデス(カナダ/同24位)と精力的に練習ゲームを行なっている。
シフィオンテクは12月にピオトル・シェルツプトウスキコーチとのコンビ解消を発表。2022年は、新コーチのトマス・ビクトロフスキー氏と臨むと報じられている。同氏は、かつて2位まで上り詰めた自国のレジェンド、アグニエシュカ・ラドワンスカさんの元コーチである。
その新コーチとの関係については、「1、2年後、外国人のコーチと組むことになると思うので、その前に、ポーランド人のコーチと組みたいと思っていたの。同じ言葉で話せて、状況を理解してくれるのは楽だし、とてもいい決断だったと思う。3週間、国内で練習してお互いを知ることもできたしね。
2020年の全仏オープンでツアー初優勝を果たしたシフィオンテクは、昨シーズン、全豪オープンでベスト16に入ると、直後のWTA500アデレード国際で優勝。さらに5月のBNLイタリア国際でWTA1000大会初優勝を果たし、全仏オープンではベスト8、ウィンブルドン、USオープンでもベスト16に入り、グランドスラム4大会すべてで4回戦進出と安定感あるテニスを披露。そして9月には、自己最高となる4位もマーク。メキシコ・グアダラハラで開催されたWTAのツアー最終戦「アクロンWTAファイナルズ グアダラハラ」に初出場を果たしている(グループラウンド1勝2敗で敗退)。