1月14日、全豪オープンの予選最終日、男女予選決勝が行われ、予選第7シードのダニエル太郎(エイブル/世界ランク120位)は、予選第29シードのサルバトーレ・カルーソ(イタリア/同150位)を6-4、6-3で下し、2年連続5度目の全豪オープン本戦入りを果たした。
【画像】ダニエル太郎、予選決勝スタッツ
前哨戦「アデレード国際1」(オーストラリア・アデレード/ATP250)から好調を維持しているダニエル。
今大会では、予選1回戦でアンドレア・アルナボルディ(イタリア/同250位)を6-3、6-3で、予選2回戦でジャン・マルコ・モローニ(イタリア/同197位)を6-3、6-1で下し、予選決勝に進んでいる。
この日の試合、序盤から度々ピンチを迎えていたダニエルは、第5ゲームでカルーソにブレークを許してしまう。だが、徐々にリズムがつかめてきたのか、2-4から2度のブレークで4ゲームを連取。第1セットを6-4で奪った。
第2セットでも、ダニエルは安定したサービスゲームを見せ、カルーソに隙を与えず。4-3で迎えた第8ゲームで、バックハンドのウィナーでブレークに成功すると、そのまま2年連続5度目の全豪オープン本戦入りを決めた。
試合を通してダニエルは、最速215キロのサーブなど15本のエースを獲得。ウィナー数も凡ミス14本の倍となる28本を奪い、勝利を手にした。
今大会予選は、10日から14日まで行われ、3試合を勝ち抜くと本戦に出場することができる。
<日本人男子予選決勝の試合結果>
○ダニエル太郎(エイブル/世界ランク120位)[7] 6-4 6-3 ●サルバトーレ・カルーソ(イタリア/同150位)[29]