現地3月10日、「BNPパリバ・オープン」(アメリカ・インディアンウェルズ/WTA1000)女子シングルス1回戦が行われ、大坂なおみ(フリー/世界ランク78位)は、スローン・スティーブンス(アメリカ/同38位)と対戦。3-6、6-1、6-2の逆転で2回戦進出を決めた。
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全豪オープン以来、約2ヵ月ぶりとなる公式戦を2018年にツアー初優勝を遂げた地で迎えた大坂。この日は、2017年のUSオープン覇者であるスティーブンスと対戦となった。
対戦成績は大坂の0勝2敗。直近では2018年のツアー最終戦「WTAファイナルズ」のグループステージで対戦し、5-7、6-4、1-6で敗れており、今回は約3年4ヵ月ぶりの対戦である。
この日は風が強く吹いており、大坂はサーブに苦戦。開始早々にダブルフォールトを犯しブレークを許す立ち上がりとなった。その後、チャンスをものにし3-1とリードを奪ったものの、ミスの増えた大坂。そこから3度のブレークで5ゲームを連取され、3-6でセットを落とす。だが、第2セットでは切り替えて4ゲームを連取。第7ゲームでもブレークして6-1で奪い返す。
勝負の最終セット、大坂は第1セット第1ゲームと同様にダブルフォールトでピンチを招いて、第1ゲームをブレークされてしまう。それでも落ち着いてプレーを続け、第4ゲームでスティーブンスにミスを生かしてブレークバック。
2回戦で大坂は、第21シードのベロニカ・クデルメトワ(同24位)と対戦する。