6月13日、ATPは世界ランキングを更新。錦織圭(ユニクロ)は前週の84位からポジションを落として104位に、西岡良仁(ミキハウス)が102位で日本人最高位となった。
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今年1月に左股関節の手術をし、復帰を目指している錦織は、今週180ポイントを失効し、2010年12月6日から続いていたトップ100以内から陥落。同時に、約12年半ぶりにトップ100に日本人選手がいないという状況になってしまった。
前週、ユニクロと所属契約を交わした錦織は、記者会見で「またトップだったり、グランドスラム決勝だったり、あの場所にまた戻りたい」と語っており、復帰時期はいまだ明らかになっていないものの、1月下旬には手術から6ヵ月後の復帰を目指している。今後もさらにポイントを失効することが予想され、ランキングが落ちる可能性があるが、一歩ずつ復帰への道のりを歩んでコートでプレーする姿を楽しみにしたい。なお錦織のランクダウンに伴って、102位の西岡良仁(ミキハウス)が日本人最高位となっている。
また、昨年の全仏オープン優勝で手にした2000ポイントを失効したジョコビッチが、2018年10月8日以来となる3位に。メドベデフが11週ぶりに1位に返り咲き、アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が自己最高となる2位に上昇している。
そのほか、「ボス・オープン」(ドイツ・シュツットガルト/ATP250)ベスト4のニック・キリオス(オーストラリア)が65位に、前週チャレンジャー大会で優勝したジャウメ・ムナル(スペイン)が75位に、「リベマ・オープン」(オランダ・スヘルトーヘンボス/ATP250) 決勝でメドベデフを下すという番狂わせを起こしたティム・ファン・ライトーフェン(オランダ)が一気に99もポジションを上げて106位となっている。