大坂なおみと内島萌夏の日本人女子2名が全仏オープン本戦エントリーリストに


5月25日から6月10日まで開催する「全仏オープン」(フランス・パリ)は、15日に女子シングルス本戦のエントリーリストを発表。日本人では、大坂なおみ(フリー/世界ランク55位)と内島萌夏(安藤証券/同60位)が、本戦から出場となる。


【画像】「全仏オープン」女子シングルス本戦エントリーリスト

27歳の大坂は、今季開幕戦となった「ASBクラシック」(ニュージーランド・オークランド/WTA250)で準優勝したものの、腹筋を痛めて続く全豪オープンで再発。フルセットを2試合勝ち抜いたが、3回戦を途中棄権した。その後、3月の「マイアミ・オープン」(アメリカ・マイアミ/WTA1000)では4回戦に進出している。

全仏オープン出場となれば2年連続8度目で、最高成績は3度の3回戦進出(2016、2018、2019年)。昨年は、2回戦でのちに4度目のタイトルを獲得することとなる当時世界ランク1位のイガ・シフィオンテク(ポーランド)と熱戦を繰り広げ、6-7(1),6-1,5-7とマッチポイントを握りながらも敗れている。

23歳の内島は、4月11~13日に行われた女子国別対抗戦「ビリー・ジーン・キング・カップ」ファイナル予選で、エースとして日本をけん引。シングルスで2勝を挙げて、日本の2年連続ファイナル進出に貢献した。

全仏オープンは、昨年3度目の挑戦で予選突破を果たすと初戦を突破。2回戦で当時世界ランク2位のアリーナ・サバレンカに敗れている。今回出場すれば、2年連続2度目となる。

なお、女子ではペトラ・クビトワ(チェコ)、ソラナ・シルステア(ルーマニア)、ジョディ・バレージ(イギリス)、ヤニナ・ウィックマイヤー(ベルギー)の4名が、スペシャル・ランキング(妊娠・出産で長期離脱を余儀なくされた選手に与えられる救済措置)を使用してエントリー。現時点でのカットラインは、100位のロビン・モンゴメリー(アメリカ)となっている。
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