横浜税関は14日、大麻約3キログラムを国際郵便物の中に隠して密輸しようとしたベトナム国籍の男女2人を、関税法違反で水戸地方検察庁に告発した。
横浜税関によると、告発したのは茨城県結城市在住の溶接工の男(40歳)と、同県常陸大宮市在住の技能実習生の女(33歳)。
2人は氏名不詳者と共謀し、昨年10月に3回、タイ発の国際郵便物に大麻を隠して密輸。大麻を食品の袋の中に隠したり、菓子と同封したりして密輸しようとした。
10月13日に約966.8グラム、10月20日に約997.76グラム、10月24日に約991.46グラムを密輸入しようとしたが、それぞれ税関職員が発見した。
同税関は、茨城県警察本部と大宮警察署と共同調査を実施した。