カンボジアは6月12日深夜以降、タイ映画・ドラマの輸入と放送を停止する。プノンペン・ポストが13日、政府の発表を掲載した。


 

プラチャーチャート・トゥラキットの報道によると、フェイスブックページ「ザ・プノンペン・ポスト」はカンボジア政府の発表を掲載。6月12日深夜0時から、カンボジアの全テレビ局に対し、タイの映画・ドラマなどメディアの放送停止を命じた。

またカンボジアのフン・マネ首相は12日、タイからのインターネット購入の停止を宣言。鉱山エネルギー大臣も、カンボジアは自力で十分な電力を国内に供給できると発言していた。

一方、クメール・タイムズは13日、フン・セン元首相が政府に対し、タイからの製品輸入停止と、在タイ出稼ぎカンボジア人労働者の帰国、カンボジア軍の24時間戦闘態勢の維持、タイ国境沿いのカンボジア住民の避難準備などの措置を要請したと報じた。

またカオソッドの報道によると、カンボジア政府は13日朝、タイ側への事前通告無く、チャンタブリー県に接する国境検問所を閉鎖。多くの車両が立ち往生した。その後、人の通過は許可されたが、車両の通過許可は下りていないという。

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