地方行政局は8日午前1時、中部パトゥムターニー県タンヤブリー郡ランシット地区の人気パブを強制捜査し、パーティー参加者を薬物検査した。50人以上の参加者から陽性反応が出たという。
カオソッドなどの報道によると、強制捜査は「ゼロドラッグ作戦」の一環。警察は、店舗の無許可営業と時間外のアルコール販売、未成年へのアルコール販売などの容疑で責任者を逮捕した。
警察が強制捜査したのは、ランシット地区ナコンナーヨック21にある人気パブ。同局のニラット局長は、一般市民からの苦情を受け、強制捜査を指示したと報告した。
警察が強制捜査に入ると、飲酒して踊っていた多くの参加者が現場から逃走を図り、大きな混乱が生じたという。警察は全ての出口を封鎖。参加者は全員薬物検査に応じた。現場には未成年7人もおり、最年少は17歳だった。警察は、店内でケタミンなどの違法薬物が散乱しているのを発見した。
警察の捜査によると、責任者は販売目的の薬物所持の前科があった。