国家地雷対策センター(TMAC)は12日、8月1日から11日にかけて、カンボジアの攻撃を受けた国境4県で砲弾と爆弾489個を回収したと発表した。スリン県が最多で234発の砲弾が見つかった。


カオソッドの報道によると、TMACは県警の爆発物処理チームと共同で、爆発物の調査・識別・収集・破壊任務を実施。ブリーラム県ではBM21弾36個、大砲弾36個、迫撃砲弾21個、その他爆発物13個の計95個を発見。

スリン県ではBM21弾206個、大砲弾3個、迫撃砲弾36個、その他爆発物19個の計234個。シーサケート県ではBM21弾38個、大砲弾88個の計120個。ウボンラーチャターニー県ではBM21弾35個合計34個(数字は報告ミスの可能性がある)。

影響を受けた地域では安全対策を強化。公共啓発キャンペーンでは、住民に対し、対人地雷や対戦車地雷に関する注意喚起を実施。当局は市民に対し、不審物を発見した場合は触れずに地元治安当局に通報するよう呼び掛けた。

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