今季セリエAでゴールを量産するクアリアレッラ photo/Getty Images
9年ぶりの出場なるか
イタリア代表の指揮官を務めるロベルト・マンチーニ監督が、今季セリエAで波に乗るベテランストライカーを招集した理由について語った。
イタリアサッカー連盟は15日、EURO2020予選へ臨む同国代表メンバーを発表した。
そんな中、ひときわ目を引いたのが、36歳にしてセリエAで再ブレイク中のファビオ・クアリアレッラの招集だ。ウディネーゼやユヴェントス 、トリノなどを渡り歩き、2007年ごろから2010年にかけてイタリア代表の一員としてプレイ。26キャップ6ゴールを記録しており、EURO2008や2010年の南アフリカW杯へも参加していた。2010年以降もときおり招集メンバーに選ばれることはあったが、ピッチに立つことはなく、2015年を最後に代表から遠ざかっていた。
しかし、2016年にサンプドリアへ加入すると、徐々に調子を上げていき、昨季はリーグ戦35試合に出場して19ゴールを記録した。完全復活を遂げたクアリアレッラは今季もとどまる所を知らず、セリエA記録に並ぶ11試合連続ゴールを記録するなど、第28節終了時点で27試合に出場し、21ゴールと得点を量産。今年1月に36歳の誕生日にを迎えたが、あのクリスティアーノ・ロナウドを抑えて、セリエAの得点ランキングでトップに君臨している。
そんな結果を残し続けるクアリアレッラを、マンチーニ監督も無視をすることができなかったようだ。今年2月に行ったイタリア代表のトレーニング合宿メンバーに選ぶと、続いて今回のEURO予選メンバーにも選んだ。伊『DOMENICA SPORTIVA』のインタビューで「彼は得点を奪い続けている。