ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
近年で最も面白いリーグ戦が幕を開ける
主に王者ユヴェントスの話題が多いものの、今夏の移籍市場は少々特別だ。数年前トッププレイヤーが集まらない、魅力を感じてもらっていないなどと言われたイタリア・セリエAにワールドクラスの選手たちが再び集まり始めているのだ。
すでにユヴェントスは今夏にMFアーロン・ラムジーとアドリエン・ラビオをフリーで獲得しており、アヤックスDFマタイス・デ・リフト獲得もまとめた。彼らは他クラブからも関心を寄せられてきた実力者だが、最終的にユヴェントスが獲得レースを制した格好だ。この動きを伊『Calciomercato』も大いに喜んでいる。
近年は資金力のあるプレミアリーグやリーガ・エスパニョーラの2強にトッププレイヤーを奪われてきたが、その流れが少し変わりつつある。昨夏にクリスティアーノ・ロナウドがやってきた影響も大きく、セリエAは再びタレント軍団になりつつある。
インテルもアトレティコ・マドリードからDFディエゴ・ゴディンを獲得することに成功し、獲得候補に挙がるマンチェスター・ユナイテッドFWロメル・ルカクもセリエAへの関心がある様子。ナポリもMFハメス・ロドリゲスの獲得に力を入れており、実現すれば非常に大きな補強となる。彼らもワールドクラスの選手たちだ。
1990年代頃のセリエAは欧州屈指のタレントが揃うリーグと言われていたが、その流れが戻ってきつつあるのかもしれない。同メディアは今季のセリエAが近年で最もエキサイティングなものになるかもしれないと大きな期待をかけている。ナポリではカリドゥ・クリバリとコスタス・マノラスの強力センターバックコンビも誕生しており、ユヴェントスの一強状態さえストップすればリーグ戦は大いに盛り上がるだろう。今季はタレント軍団・セリエAの戦いから目を離すべきではない。
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