アーセナル加入間近とされるセバージョス photo/Getty Images
1年間のレンタル移籍
レアル・マドリードに所属するスペイン代表MFダニ・セバージョスは、アーセナルの一員として新シーズンを迎えることとなりそうだ。
現在22歳のセバージョスはレアル・ベティスの下部組織出身で、2014年に17歳ながらトップチームへ昇格し、同年4月にリーガ・エスパニョーラデビューを果たした。
1部昇格後もチームの主力として活躍すると、この若き逸材に目をつけたレアルが2017年夏に獲得。セバージョスはプロデビューからわずか3年で、欧州屈指の名門クラブへのステップアップを果たすこととなった。チャンピオンズリーグ連覇中の“白い巨人”ということもあり、新天地ではなかなか思うような出場機会を得られず、加入初年度は公式戦22試合の出場(2ゴール)にとどまている。しかし、2年目となる昨季は途中交代や途中出場などが多いものの、序盤戦からチームの主力としてプレイし、公式戦34試合に出場(3ゴール2アシスト)した。ただ、今年3月にジネディーヌ・ジダン監督が指揮官に復帰して以降は出場機会が激減し、11試合で出場したのは3試合のみ。加えて選手本人が出場機会を多く求めていることから、今夏の去就に注目が集まっていた。
そんなセバージョスに対して、今夏の移籍市場でアーセナルとトッテナムが興味を示していたが、アーロン・ラムジーの後釜を探す前者が争奪戦を制した模様。英『BBC』など複数のメディアによると、1年間のレンタル移籍でアーセナルとレアルがクラブ間合意に至ったとのこと。近日中にも正式発表される見込みとのことだ。
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