オランダ代表のプロメス photo/Getty Images
すでに数選手を獲得
昨季チャンピオンズリーグでベスト4に入る大躍進を見せたアヤックスだが、今夏は大忙しだ。MFフレンキー・デ・ヨングはバルセロナへ、DFマタイス・デ・リフトはユヴェントスへ向かうことになり、大黒柱だった2人が揃って抜けてしまった。
アヤックスもすでに動き出しており、今夏に新戦力を数名獲得している。アヤックスがいかにチームを再構築していくのか、スペイン『MARCA』がそこに注目している。
まずデ・リフト、さらにはセビージャへ向かった若手DFマクシミリアン・ウーバーの穴を埋めるべく、センターバックには3選手を獲得した。クラブ・アメリカからメキシコ代表DFエドソン・アルバレス、オランダのヘーレンフェーンから19歳のキク・ピエリー、アルゼンチンのデフェンサ・イ・フスティシアからリサンドロ・マルティネスを獲得。デ・リフトの穴埋めは簡単ではないが、アヤックスらしく若いDFを3枚揃えることに成功した。
またデ・ヨングが抜けた中盤には、ベルギーのスタンダール・リエージュから23歳のラズバン・マリンを獲得。昨季ベルギーリーグでは5得点5アシストを記録しており、即戦力としての働きに期待したい。
他にもアヤックスはMFハキム・ツィエク、MFドニー・ファン・デ・ベーク、FWダビド・ネレスら数名がビッグクラブの獲得リストに挙がっていると考えられている。ウイングではすでにセビージャからFWクィンシー・プロメスを獲得しており、この補強は大きい。
大成功を収めたアヤックスのようなチームがビッグクラブからタレントを引き抜かれるのはよくあるケースだが、今夏の補強で昨季の再現は可能となるのか。アヤックスにとっては1シーズンだけのサプライズで終わらせないための重要な夏を迎えている。
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