ペップから受け継いだ力? コンパニ”監督”をSD絶賛「クライ...の画像はこちら >>

指示を出すコンパニ photo/Getty Images

名将の故ヨハン・クライフ氏と重ねる

昨季限りでマンチェスター・シティを離れたDFヴァンサン・コンパニは、今季より古巣アンデルレヒトに選手兼監督として復帰することになった。珍しい形での古巣復帰となり、コンパニにとっては難しいチャレンジとなるだろう。



選手としてプレイすることには当然慣れているが、指導者としてチームメイトに戦術を浸透させていかなければならない。ここは未知の領域に近いものがあるはずだ。しかし、アンデルレヒトのディレクターを務めるフランク・アルネセンはコンパニの手腕に絶対の自信を持っている。

英『Daily Mirror』によると、アルネセンSDは選手たちに指示を出すコンパニの姿がまるで故ヨハン・クライフ氏のようだと語っており、今季の戦いを楽しみにしている。

「ヴァンサンはホワイトボードの前に立ち、選手たちにどうプレイしたいのかを説明したんだ。5人の攻撃、5人の守備、理解しやすい意見で詳細まで非常にクリアだった。ヴァンサンにはフットボールのビジョンを全ての選手にシンプルに伝える才能がある。アヤックスでのクライフを思わせたよ。クライフとの唯一の違いは、当時クライフが口にタバコをくわえていたことだけさ。私はヴァンサンのアイディアを全て理解しているし、ここでの彼の監督業が本当に楽しみだよ」

残念ながらアンデルレヒトは開幕戦のオーステンデ戦を1-2で落としてしまった。コンパニも選手としてピッチに立っていたのだが、まだ長い戦いは始まったばかりだ。ここからコンパニ選手兼監督がどうチームを作り上げていくのか楽しみだ。


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