ザルツブルクの南野 photo/Getty Images
攻撃の中心へ
ついにザルツブルクで日本代表FW南野拓実が主役になる時がきたのかもしれない。
オーストリアの絶対王者であるザルツブルクは、早くもラピード・ウィーンとマッタースブルクを撃破してリーグ開幕2連勝を記録。
それだけではない。この7月には国内カップ戦でも得点を決め、チェルシーとのトレーニングマッチでも2得点を挙げる活躍を披露した。この活躍もあり、ザルツブルクのサポーターが選ぶ7月の月間MVP投票で南野は48%の票を獲得して1位に選ばれている。今年1月にチームへ合流したノルウェーの大型FWアーリング・ハーランドが2位となる33%の票を集めており、この2人が今季ザルツブルクの攻撃の柱といったところだろうか。
南野はこれまでもザルツブルクで結果を残してきたが、前線の主役とは言い難いところもあった。チームメイトにとんでもないゴールゲッターたちがいたからだ。地元メディア『Salzburger Nachrichten』は、これまでザルツブルクにFWホナタン・ソリアーノやFWムナス・ダブールらがいたことを振り返っている。
ソリアーノは2013-14シーズンから3シーズン続けてオーストリア国内リーグの得点王を獲得し、2017年に北京国安へ移籍。その後継者となったのがイスラエル代表FWダブールで、2017-18シーズンと昨季の2シーズン連続でリーグ得点王を獲得。今夏にはスペインのセビージャへ合流しており、彼らはザルツブルクの中心だった。
同メディアは「南野がザルツブルクのスーパースターになる」と伝えているが、いよいよ絶対的な主役になる時なのかもしれない。
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