レアルのブラヒム・ディアス photo/Getty Images
右サイドのポジションを掴むか
今夏のプレシーズンではレアル・マドリードに加わった日本代表MF久保建英が大ブレイクしているが、レアルにいる天才レフティーは久保だけではない。7月に左足大腿二頭筋を痛めて離脱してしまったが、今月3日に20歳の誕生日を迎えたMFブラヒム・ディアスも忘れてはならない。
ディアスは今年1月にマンチェスター・シティから加わったアタッカーで、久保と同じく将来に期待を込めての補強だ。ディアスは左右両足を遜色なく使いこなし、ドリブルも切れ味がある。このまま成長すればワールドクラスのタレントになれるかもしれない。昨季も決して出番が多かったわけではないが、スペイン『MARCA』は出番を与えられるたびに指揮官ジネディーヌ・ジダンとサポーターへ印象的なパフォーマンスを見せていたと高く評価している。
移籍市場ではまだ何が起きてもおかしくないが、同メディアはひとまずレアルでのディアスの立場は安泰と考えている。レフティーのマルコ・アセンシオが大怪我を負ってしまった影響もあり、レアルは右のウイングがやや手薄になっている。久保も右サイドを担当できるが、同メディアはディアスをアセンシオに次ぐ右サイドの2番手と考えている。
アセンシオが負傷した今、右サイドはルーカス・バスケスとディアスで回していくと同メディアは予想している。ロドリゴ・ゴエス、久保はまだ早すぎるとの判断だろうか。ディアスの能力を考えれば久保にとって厄介なライバルになる可能性もあり、20歳になったばかりのテクニシャンも忘れてはならない。
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