数々のビッグクラブで結果を残したモウリーニョ photo/Getty Images
英メディアが選出
昨季途中にマンチェスター・ユナイテッドの監督を解任されてしまったジョゼ・モウリーニョ氏だが、その実績を考えれば彼は世界でも指折りの名将だ。ポルト、チェルシー、インテル、レアル・マドリードなどといったビッグクラブに数々のタイトルをもたらしている。
そんなモウリーニョ氏がこれまで監督として指導した選手の中から11名をチョイスし、英『90min』がドリームチームを作成している。メンバーは往年の名手から今なお活躍をつづける現役まで、“オールスター軍団”に名を連ねるにふさわしい選手が選出されている。
GK
ペトル・チェフ(チェルシー)
DF
ハビエル・サネッティ(インテル)
リカルド・カルバーリョ(ポルト、チェルシー、レアル・マドリード)
ジョン・テリー(チェルシー)
アシュリー・コール(チェルシー)
MF
クロード・マケレレ(チェルシー)
フランク・ランパード(チェルシー)
デコ(ポルト)
FW
サミュエル・エトー(インテル)
ディディエ・ドログバ(チェルシー)
クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)
まずGKはペトル・チェフ。レアル時代のイケル・カシージャスもレジェンドだが、プレミアリーグで通算クリーンシート数の最多記録を持つチェフを選ばないわけにはいかないだろう。
DFもチェルシー時代の選手が中心。ジョン・テリーとリカルド・カルバーリョのセンターバックコンビはまさに鉄壁だった。プレミア優勝を果たした2004-05シーズンにチェルシーが喫した失点はわずか「15」だ。そして、左サイドバックにはアシュリー・コール。チェルシー加入当初こそうまくチームに馴染めなかったものの、次第にその真価を発揮した。右サイドバックはインテルの偉大なキャプテンだったハビエル・サネッティが選出されている。
MFはクロード・マケレレ、フランク・ランパード、デコの3名。特にマケレレの存在感は抜群だった。
最後はFW。いずれも優秀なストライカーだが、なかでもクリスティアーノ・ロナウドはモウリーニョ政権時のレアルの攻撃を一手に担っていた。どれほど執拗なマークを受けようとも得点を重ね続ける姿は“エース”そのものだったと言えるだろう。ディディエ・ドログバ、サミュエル・エトーの両名もそれぞれのクラブにおいてエースストライカーとしてゴールネットを揺らし続けた生粋の点取り屋だ。
見れば見るほど豪華なベストイレブン。はたして今後モウリーニョ氏が現場復帰した際、新たにここへ名を連ねる選手は出てくるのだろうか。もう一度ビッグクラブで指揮を執る“スペシャル・ワン”の姿を見たいファンは多いはずだ。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)、最新号を無料で公開中!
日本初の電子サッカーマガジンtheWORLD(ザ・ワールド)。
こちらから無料でお読みいただけます
http://www.magazinegate.com/maga_info.php?seq=358/