マンUの補強について自身の考えを述べたスコールズ photo/Getty Images
最終ラインの整備はできたが
今夏でレスターから“DF史上最高額”となる移籍金でイングランド代表DFハリー・マグワイアを獲得したマンチェスター・ユナイテッド。かねてより最終ラインが弱点とされていた同クラブだが、このイングランド屈指のCBに加えてクリスタル・パレスからDFアーロン・ワン・ビサカも獲得している。
しかし、同クラブのレジェンドであるポール・スコールズ氏は古巣の補強にいまいち納得していない。英『Manchestser Evening News』によると、同氏は守備陣の強化こそできたものの、攻撃陣はロメル・ルカクが抜けたことで弱体化したと主張している。
「ラッシュフォードやマルシャル、グリーンウッドと言った選手はいるが、彼らは本当に9番かい? 我々はただ待ち、見ているしかない。だけど私は彼らがセンターフォワードとウインガー、どっちつかずの選手になっているように思うよ。それに彼らはシーズンで25~30ゴールを挙げることができると、まだ証明していない」
スコールズ氏はなかなかに手厳しい意見を若手にぶつけている。続けて、攻撃的な中盤についても言及。同氏はトッテナムのプレイメイカーを獲得してほしかったと、次のように語った。
「エリクセンの噂を聞いた時、私は非常に興奮したよ。彼はデ・ブライネがマンCに多くのものをもたらしたのと同じように、違いを作れる可能性がある。しかし、マンUは彼を獲得しなかった」
前線の戦力に不安が残るマンUだが、オーレ・グンナー・スールシャール監督の頭にはどのような構想があるのか。指揮官の手腕に注目だ。
●電子マガジンtheWORLD(ザ・ワールド)、最新号を無料で公開中!
日本初の電子サッカーマガジンtheWORLD(ザ・ワールド)。最新号は、本誌初のJリーグ特集! 名古屋グランパスの風間監督、大分トリニータの片野坂監督の独占ロングインタビューも奪取しました!!
こちらから無料でお読みいただけます
http://www.magazinegate.com/maga_info.php?seq=358/