正確なキックが武器の福森晃斗 photo/Getty Images
福森晃斗が魅せた神FK
8月13日は、国際的に認知されている「左利きの日」だ。これにちなんでJリーグが、今季ここまでの試合で誕生した左利きの選手によるスーパーゴールのトップ3を選出し、話題となっている。
3位にランクインしたのは、3試合連続ゴール中と、明治安田生命J1リーグで今最も勢いに乗っているアタッカーといっても過言ではない名古屋グランパスFW前田直輝だ。6月22日に行われた第16節の清水エスパルス戦のゴールが選ばれた。後半半ばに途中出場を果たすと、アディショナルタイムに右サイドからドリブルで中央へカットインし、左足で逆サイドネットにシュートを突き刺したのだ。
そして2位には、今季横浜F・マリノスからベガルタ仙台へ期限付き移籍している期待の若手MF吉尾海夏のミドルシュートが選出された。第13節の清水戦でスタメンに名を連ねた吉尾は、37分にこぼれ球に反応。ペナルティアーク手前から思い切って左足を振り抜き、綺麗な弧を描いたシュートをゴール左隅に決めている。
見事1位に輝いたのは、精度の高いキックを武器に、今やJ屈指のレフティにまで成長した北海道コンサドーレ札幌DF福森晃斗だ。今季もここまでリーグ戦21試合に出場し、上位争いを繰り広げる札幌を支えている。そんな福森が魅せたのは、4月20日に行われた第8節の横浜F・マリノス戦。1点リードして迎えた9分、ペナルティエリア左手前の位置で得たFKのキッカーを任されると、直接ゴールを狙う。カーブをかけたシュートは壁の上を越え、枠の外から曲がって鮮やかにゴール左隅に突き刺さったのだ。あまりにも華麗な直接FKに、Jリーグは「神フリーキック」取り上げている。
Jリーグを盛り上げている“天才レフティ”たちはまだまだいる。彼らの今後のプレイにも目が離せない。
今日は、#左利きの日
— Jリーグ (@J_League) August 13, 2019
今シーズン生まれた
レフティのスーパーゴールTOP3
1位はあの神フリーキック#Jリーグ pic.twitter.com/FR9NuzHsL4