マンCのスターリングとグアルディオラ photo/Getty Images
飛躍する可能性はある
マンチェスター・シティを指揮するジョゼップ・グアルディオラはこれまで数多くのスタープレイヤーを指導してきたが、その中でも特別な存在だったのがFWリオネル・メッシだ。メッシは元より異様な才能を持つ選手ではあったものの、バルセロナを指揮していたグアルディオラがメッシ中心のスタイルに切り替えたところから急激に伸びた。
そのメッシに続く選手になれるだろうか。現在英『BBC』が注目しているのが、マンチェスター・シティのFWラヒーム・スターリングだ。スターリングも若い頃より才能を高く評価されていたアタッカーだったが、得点力はそこまで高くなかった。それをグアルディオラが変えようとしているのだ。
スターリングは2017-18シーズンにリーグ戦18得点、昨季は17得点と、この2シーズンはキャリアの中でもベストに近い時間を過ごしている。このまま得点力をアップすることができれば、メッシ級のインパクトを放つ選手になる可能性もあるかと同メディアは期待をかけているのだ。
もちろん簡単なことではない。現在スターリングは24歳だが、24歳と245日の段階でのスターリングとメッシを比較すると大きな差がある。24歳と245日時点での通算アシスト数はメッシが90に対してスターリングは68。さらに得点数はメッシが223点、スターリングが96点と大きな差がついている。この差を埋めていくのは非常に難しい。
ただ、メッシもグアルディオラの指導を受けるまでは得点を量産するプレイヤーではなかった。グアルディオラがバルセロナの指揮官に就任したのは2008-09シーズンからだが、その前の2007-08シーズンにメッシはリーグ戦10得点しか記録していない。シーズンに50点も60点も決めるようになったのはグアルディオラが指導を始めてからなのだ。
となれば、スターリングにも大きく飛躍する可能性はある。メッシのレベルまで引き上げることはできるのか。今季はスターリングの得点数に注目したい。
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