ピケと話すグアルディオラ photo/Getty Images
実力者がズラリと顔を揃える
バルセロナ、バイエルン、マンチェスター・シティと、名将ジョゼップ・グアルディオラは異なるクラブで数多くのタイトルを獲得してきた。では、グアルディオラが指導した選手たちの中からベストイレブンを組むとすれば、どのような顔触れとなるのか。
GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン)
グアルディオラが指導した当時のノイアーは間違いなく世界最高のGKだった。バルセロナ時代のビクトール・バルデス、現マンCのエデルソン・モラレスも実力者だが、シュートストップなど総合力で当時のノイアーを上回るのは厳しいだろう。
DF
ダニエウ・アウベス(バルセロナ)
カルレス・プジョル(バルセロナ)
ジェラール・ピケ(バルセロナ)
ダビド・アバラバ(バイエルン)
さすがに最終ラインはバルセロナ色が強い。タイトルマスターであるアウベスはグアルディオラのサッカーに最も適したサイドバックであり、バルセロナの闘将プジョルも外せない。足下の技術に派手なものを持っているわけではないが、プジョルはグアルディオラが指導したセンターバックの中でもトップクラスの守備力を誇る。
その相棒ピケはグアルディオラ好みのセンターバックだ。センターバックにも足下の技術が必要だと世界に強烈なメッセージを飛ばすきっかけとなった選手がピケと言っていいだろう。
左サイドバックはアラバで、同メディアもグアルディオラが真のワールドクラスに成長させたと絶賛する。今も世界最高の左サイドバックの1人とカウントされており、テクニックや縦への推進力、中盤をこなすユーティリティ性も文句のつけようがない。
MF
セルヒオ・ブスケッツ(バルセロナ)
シャビ・エルナンデス(バルセロナ)
アンドレス・イニエスタ(バルセロナ)
残念ながら、バイエルンとマンCの中盤も黄金時代のバルセロナには敵わない。シャビはグアルディオラにとって最高の頭脳であり、ブスケッツはグアルディオラが見つけた究極のアンカーだ。
FW
リオネル・メッシ(バルセロナ)
ラヒーム・スターリング(マンチェスター・シティ)
セルヒオ・アグエロ(マンチェスター・シティ)
ここでマンCの2人が入ってきた。バルセロナとバイエルンでもグアルディオラは優れたアタッカーを指導してきたが、アグエロはその中でもトップクラスの点取り屋だ。得点を奪うことに関して言うならば、今回のセンターフォワード部門はアグエロVSロベルト・レヴァンドフスキとなるだろう。同メディアはレヴァンドフスキよりアグエロの方を評価したようだ。
ダビド・ビジャ、ペドロ・ロドリゲス、アリエン・ロッベン、フランク・リベリなどグアルディオラはワイドな位置にも優れた選手を抱えてきた。しかし同メディアは現在のスターリングがプレミア最高の選手の1人であると主張しており、グアルディオラの指導によって大きく化けた。以前からの突破力に得点力までプラスされており、ビジャやロッベンをも超えられるか。
メッシは説明不要だろう。グアルディオラがメッシを大きく成長させたのは間違いないが、メッシならばどの指揮官のベストイレブンにも入るはず。
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