サウサンプトンの吉田 photo/Getty Images
開幕節はベンチスタート
なぜサウサンプトンは日本代表DF吉田麻也をリーダーに据えないのか。
今季こそは上位進出を目指したいサウサンプトンだったが、先日行われたプレミアリーグ開幕節はバーンリーに0-3で敗れてしまった。
指揮官ラルフ・ハーゼンヒュットルが選んだ3バックは、ヤン・ベドナレク、ジャック・スティーブンス、ヤニック・ヴェステルゴーアの3人。最初の失点は相手のロングボールを長身のヴェステルゴーアが目測を誤ったことが原因で、抜け出したアシュリー・バーンズに豪快なシュートを許してしまった。これは明らかなミスだ。
2点目も相手のクロスに対してヴェステルゴーアがマークを見失っていた。3点目は左ウイングバッウのライアン・バートランドがボールをクリアしようとした際、先に相手にボールを触られてサイドを突破されたところから始まっている。
これら3つの失点に英『Football Fancast』はサウサンプトンの左サイドで問題が起きていたと指摘。つまりはバートランドとヴェステルゴーアのサイドだ。特にヴェステルゴーアのパフォーマンスは不安定だった。
同メディアは2012年からサウサンプトンでプレイする吉田にも似たようなミスがあったと振り返っている。吉田も失点に繋がる凡ミスをしてしまったことが何度かあり、それがサウサンプトンで何度かポジション争いに敗れてきた理由だ。しかし、同メディアはどんどん改善されてきているとも主張。
凡ミスをしてしまったヴェステルゴーア、まだ最終ラインを統率するには経験が不足しているように思えるスティーブンスとベドナレク。吉田が彼らより大きく劣っていることはなく、同メディアは吉田のことをチーム最高、チーム最速のセンターバックとプッシュしている。
サウサンプトンの次なる相手は欧州王者リヴァプールだ。このままでは大量失点してしまいそうだが、ハーゼンヒュットルは吉田をどう起用していくるのか。
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