マンU時代のロナウド photo/Getty Images
マンUからレアルへ移籍したのは24歳の時
今夏レスター・シティからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したDFハリー・マグワイアには8800万ユーロもの移籍金が動いたが、近年は少しでも活躍した選手に恐ろしいほど高額な移籍金がかかってくる。1億ユーロ超えも珍しいものではなくなり、1つの壁が突破された印象だ。
では、もしユヴェントスFWクリスティアーノ・ロナウドが今25歳だとしたらどうなるだろうか。ロナウドは今から10年前の2009年にマンUからレアル・マドリードへ移籍しており、レアルはロナウド獲得に9400万ユーロもの移籍金を費やしている。これも高額だが、ロナウドはマンU在籍時にプレミアリーグ3回、チャンピオンズリーグ1回、さらにバロンドールまで獲得した実績を誇る。実績面で他の選手とは大きな違いがあるのだ。
現在の市場で考えれば1億ユーロは余裕で超えるはずで、2億ユーロも超えてくるかもしれない。米『ESPN』によると、ロナウドも現在の市場でのお金の動きがクレイジーなものになっていると語っており、今の基準ならば自身が移籍した際には3倍~4倍ほどのお金が動くはずとの見解を示している。
「フットボール界は変化している。ジョアン・フェリックスを除けば、現代ではまだ何も証明していない選手でも1億ユーロかかってくる。フットボール界には多くのお金が動いているんだ。GKやセンターバックの選手も7000万ユーロ、8000万ユーロはするからね。賛同はしないけど、自分の生きている世界のマーケットがこのようになっていることをリスペクトしないといけない」
「もし僕が25歳で、GKの獲得に7500万ユーロ必要ならば、近年僕がしてきたことを考えれば容易に3倍から4倍の価値にならないといけない。僕はそれを望んでいないけどね」
ロナウドがレアルへ移籍した当時の9400万ユーロも衝撃的ではあったものの、現代の基準を考えるとお得に思えてくる。
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