マンC、マンUの2クラブが熱視線を送るF・ルイス photo/Getty Images
所属クラブは徹底構成の構え
来夏移籍市場でマンチェスターダービーが勃発するかもしれない。マンチェスター・シティとマンチェスター・ユナイテッドの両クラブがポルトガルで躍動する20歳をめぐり、争奪戦を開始する可能性があるという。
英『DAILY STAR』によると、この2クラブが狙っているのはベンフィカに所属するU-20ポルトガル代表MFフロレンティーノ・ルイスだ。同選手はベンフィカの下部組織出身で、今年1月にトップチームへ昇格。今季もここまでリーグ戦4試合で先発出場しており、1日に行われた第4節ブラガ戦では今季初アシストを記録している。
F・ルイスはアンカーを主戦場としており、高い身体能力を活かしたボール奪取能力や類稀なるポジショニングセンスからくるカバーリング能力を備えるポルトガルきっての俊英MF。6月に行われたFIFA U-20ワールドカップではポルトガル代表の主力としてプレイし、チームのベスト8進出に貢献した。同メディアによると、両クラブの中でも特にマンCはこの20歳に強い関心を示しているようで、今夏アトレティコ・マドリードから獲得したロドリに続くフェルナンジーニョの後継者として獲得を企てているようだ。
しかし、ベンフィカも簡単にこの逸材を手放す気は無い。同クラブはF・ルイスと7月に2024年6月までの新契約を結んだばかりとのこと。契約解除金も9100万ポンド(約120億円)に設定されており、徹底抗戦も辞さない構えだと『DAILY STAR』は伝えている。
獲得は困難なミッションとなる可能性が高いがはたして将来、このポルトガル期待の若手MFがプレミアリーグに上陸することはあるのだろうか。今後の動向に注目だ。
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