マンCの将来を担うと期待のフォデン photo/Getty Images
どんな状況でも売れない唯一の選手
マンチェスター・シティの指揮官を務めるペップこと名将ジョゼップ・グアルディオラが、同クラブに所属するU-21イングランド代表MFフィル・フォデンの才能を絶賛している。
2000年生まれで現在19歳のフォデンは、マンCの下部組織で育ち、2017年に当時17歳ながらトップチームデビューを飾った若き逸材。
そんなフォデンについて、グアルデイオラ監督も以前から素晴らしい才能であることを口にしてきたが、改めて強調。「彼はどのような状況でも、販売することができない唯一の選手だ。彼はオンリーワンだからね。5億ユーロ(約592億円)を積まれたって売らない」とコメントした上で「フィルはどこへも行かない。フィルはシティなんだ。我々はそのポジションのために、誰ともサインしないだろう。ダビド・シルバがチームを去るとき、新たな魔術師が誰なのかを正確に理解しているからね」と話した。英紙『THE Sun』が伝えている。
ただ、ここまで絶賛されたフォデンだが、今季のリーグ戦出場時間わずかに10分。大きな期待とは裏腹に、チームで苦しい状況が続いている。グアルディオラ監督は「1つはっきりしていることは、フォデンがシティのトップチームにいるということ。彼を特定のゲームから外すのは好きではないんだが、私はチーム全体のことを考えなければらない。フィルもそれを理解してくれている」といった苦悩も明かした。
また同紙は、マンCからドルトムントへ移籍し、ドイツでスーパースターとなった同い年のMFジェドン・サンチョなどとも比較しつつ「グアルディオラは彼らよりもフォデンを選び、偉大な選手になると信じている。彼はチャンスを待たなければならない」と取り上げている。フォデンにとって我慢のときだが、周りには世界を代表する選手たちがおり、日頃のトレーニングから吸収できることも多かろう。チャンスが訪れるまで、是非とも腕も磨いてもらいたいものだ。
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