ユヴェントスを指揮していたアッレグリ photo/Getty Images
モウリーニョとは違う道を行く
トッテナムは19日に指揮官マウリシオ・ポチェッティーノを解任し、その後任にジョゼ・モウリーニョが就くことを発表した。
マンチェスター・ユナイテッドを去って以降、モウリーニョが待ち望んでいた現場での仕事がついに実現したのだ。
トッテナムの決断は素早かったが、モウリーニョ以外にもう1人興味深い候補者がいたはずだ。ユヴェントスを去ってからフリーの状態が続くマッシミリアーノ・アッレグリだ。
アッレグリはプレミアリーグ挑戦へ向けて英語を勉強しているとも言われており、ポチェッティーノ解任は1つのチャンスだったはず。しかし伊『Calciomercato』によると、アッレグリのビジョンに今のトッテナムは入っていなかったようだ。
というのも、アッレグリは危機的状況にあるクラブを指揮することを嫌がっているという。来夏にどこかのクラブの指揮官になることを目指しているようだが、現在のトッテナムのように混乱状態にあるチームを指揮するつもりはないのだろう。ある程度完成されたチームでの仕事を望んでいるというわけだ。
同メディアはそれがアッレグリが「待ちの状態」にある理由だと伝えているが、その条件通りならばマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルも候補からは外れるということだろうか。プレミアリーグで完成されているチームといえば、マンチェスター・シティ、リヴァプールくらいだが、ジョゼップ・グアルディオラがマンCを離れる場合は可能性が出てくるかもしれない。
アッレグリはユヴェントスでもアントニオ・コンテがベースを築いたチームを指揮し、イタリア支配を完成させた。プレミア挑戦へ踏み切るならば、同じような流れで仕事を前任者から引き継ぎたいと考えているのかもしれない。
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