バルセロナのデンベレ photo/Getty Images
バルサ加入から怪我続く
どれだけ才能があるアスリートも、怪我には勝てない。いかに怪我を少なくキャリアを過ごすのかも重要なテーマなのだ。
時には避けられない負傷もあるが、筋肉をケアするなど普段の生活からプロフェッショナルを貫けているかどうかでキャリアの長さは大きく変わってくる。
では、2017年夏に1億500万ユーロもの移籍金でバルセロナへ加わったFWウスマン・デンベレはプロフェッショナルを貫けているだろうか。才能は抜群だが、27日に行われたチャンピオンズリーグ・グループステージ第5節のドルトムント戦で再びハムストリングを負傷してしまった。
バルセロナに加入して以降、デンベレが負傷離脱するのは9回目のことになる。ハムストリングを傷めるケースも多く、これだけ離脱が続けばワールドクラスと評価されるのは難しい。
英『GIVE ME SPORT』も、そんなデンベレをイングランドの天才MFジャック・ウィルシャーと重ねている。ウィルシャーも超がつく天才だったが、とにかく怪我が多かった。デンベレもこの2年半で9回負傷していることを考えると、ガラスの天才と呼ばれても仕方がない。
「ドルトムントでのデンベレは、将来のバロンドール候補と見えるほど素晴らしいタレントだった。しかし、バルセロナでは一貫性を欠いており、急速に現代で最も才能を無駄にしている選手の1人となりつつある」
同メディアはこのように主張しており、何とか怪我の癖を治したい。デンベレは怪我の部分以外でも食生活や遅刻など、プロフェッショナルさが欠けていると指摘されてきた。体のケアにももっと気を配ることができるはずだが、ガラスの天才との評判を消し去れるだろうか。
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