ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
ロナウドの立場も安泰ではないか
マンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリードでも常に絶対的な存在だったFWクリスティアーノ・ロナウドがポジションを失うシナリオはあり得るのだろうか。
今季がスタートして以降、ユヴェントスでのロナウドと指揮官マウリツィオ・サッリの関係を疑問視する声は増えている。
サッリ体制になってから調子を上げているFWパウロ・ディバラ、さらにサッリお気に入りのFWゴンサロ・イグアイン、そしてロナウドの3人を同時起用するのは簡単ではない。
「現時点で選手の個性的に3人のFWを起用するのは難しい。ディバラの下がってくる動きを妨げることはできないし、クリスティアーノは中央ばかりでプレイする個性の選手ではない。我々はペナルティエリアを埋めるための措置を取らなければならない」
同メディアはサッリがこのようにコメントしていることを伝えており、ロナウドの立場が危ういのではないかと見ている。ここ最近はディバラも好調を維持しており、サッリの言うようにペナルティエリアでの動きを重視するならばイグアインを最前線で固定することになるだろう。
ディバラとイグアインがサッリのお気に入りとなり、ロナウドが漏れる可能性もあると同メディアは考えているのだ。ロナウドがスタメン落ちなど予想できないシナリオだったが、サッリは今後チームをどう動かしてくるのか。
当然サッリは指揮官であり、誰を先発させるかのチョイスも自由だ。しかしロナウドが不満を溜め始めると、厄介なことになるかもしれない。今後の前線起用法に注目だ。
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