リヴァプール移籍報道が過熱している南野 photo/Getty Images
地元紙が主張
リヴァプールが獲得へ動いていると、現地で盛んに報じられているザルツブルクの日本代表FW南野拓実。ザルツブルクもリヴァプール側からの接触を認めるコメントを出しており、今冬移籍が成立する可能性は高いようにも思える。
実際、多少はそういった思惑もあるかもしれない。だが、リヴァプールの地元紙『Liverpool Echo』は「リヴァプールは決して商業的にミナミノを獲得するわけではない」と題してこの移籍話を特集。その中で、同クラブにとってマーケティング面での恩恵はもちろんあるだろうが、それでも彼らは南野を純粋な戦力として迎え入れるはずだと主張している。
同メディアはまず、「ミナミノはザルツブルクで最高の1人に数えられる非常に優れた選手だ。リヴァプールに対する彼のパフォーマンスは目を引くものだった。特に前半は活発な動きを見せ、アリソンがスマートなセーブを必要とするバックヒールでファン・ヒチャンのチャンスを創出していた」と南野のポテンシャルを高く評価。その上でリヴァプールが他のプレミアクラブにアジア市場で遅れを取っている現状を説明しつつも、「ユルゲン・クロップはそんなことは気にしていないだろう」と、南野を獲得するのはあくまでも戦力増強が目的なはずだと主張している。
期待感が高まってきた南野のリヴァプール移籍。はたして来年、このサムライがアンフィールドのピッチに立つことはあるのだろうか。日本人アタッカーが欧州王者の中で躍動する日を多くの人が待ち望んでいる。
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