アウグスブルクのフィリップ・マックス photo/Getty Images
ブンデスで絶賛される攻撃性
タレント揃いのドイツ代表だからこそと言えるのかもしれないが、まだA代表でプレイしたことがないハイレベルな左サイドバックがいる。
ブンデスリーガ公式が「ドイツ代表歴のない最高のレフトバック」と呼ぶのは、アウグスブルクでプレイする26歳のフィリップ・マックスだ。
2016年のリオデジャネイロ五輪メンバーには選ばれていたのだが、そこで銀メダルを獲得してから代表には縁がない。
それでも同サイトが注目するのも当然だ。マックスはサイドバックを本職としながら、2017-18シーズンにはリーグ戦で12アシストも記録しているのだ。同サイトは2017-18シーズンにバイエルンでプレイしていたMFハメス・ロドリゲス(11アシスト)をも上回ったと伝えており、そのチャンスメイク能力はかなりのものがある。
またその攻撃性からウイングもこなすことができ、今季もポジションを上げた13日のヘルタ・ベルリン戦、17日のデュッセルドルフ戦と2試合続けて2ゴールずつ奪っている。
同サイトはローマでプレイする左サイドバックのアレクサンデル・コラロフと似たところがあると伝え、今やブンデスリーガで最もダイナミックかつ効果的な左サイドバックへ成長したと絶賛する。
アウグスルブルクが上位に顔を出すクラブではないため、ややマックスの評価が伸びにくいところがあるのかもしれない。それでもチャンスメイク能力は確かで、ドイツでなければA代表で主軸となっていても不思議はない。EURO2020、さらに2022カタールワールドカップへ、超攻撃的左サイドバック・マックスの挑戦は続く。
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