サウサンプトンの吉田 photo/Getty Images
2010年代のベストゴールTOP100
2010年代のサウサンプトンを語るうえで欠かせない選手の1人に、日本代表DF吉田麻也が挙げられる。クラブに加入した2012年からチームに貢献し続けており、良い時も悪い時も懸命にファイトしてきた。
吉田はセンターバックの選手だが、貢献は守備面だけではない。持ち前の技術を活かし、いくつか印象的なゴールも決めているのだ。
サウサンプトン公式では「2010年代のベストゴールTOP100」なる特集が組まれているが、吉田のゴールもランクインしている。まずは2015年のアストン・ヴィラ戦で決めた左足ミドルシュートだ。
味方とのワンツーから中央を突破し、味方が相手DFを引きつけてサイドへ流れたのを見て中央から思い切って左足のミドルシュート。アタッカーのような滑らかな動きから見事にネットを揺らしてみせた。これが58位にランクインしている。
続いては2017年のストーク・シティ戦で決めたジャンピングボレーだ。味方が左サイドからクロスを上げると、最後は吉田が思い切ってジャンピングボレーで豪快にネットを揺らした。吉田はVVVフェンロ時代にも華麗なバイシクルシュートを披露しており、こうしたアクロバティックなプレイも得意技の1つだ。ズラタン・イブラヒモビッチ風のボレーと表現するのも大袈裟ではないだろう。これが43位だ。
ちなみに1位に選ばれたのは、2017年のWBA戦でMFソフィアン・ブファルが決めたドリブルシュートだ。自陣でボールを拾ったブファルは華麗なステップで次々と相手選手をかわし、そのまま1人で持ち込んでゴール。ブファルは現代のファンタジスタとも言えるテクニシャンで、好調時のボールタッチは凄まじいレベルにある。この一撃はブファルの魅力が詰め込まれたものだった。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/