得点を喜ぶアスピリクエタらチェルシーの選手たち photo/Getty Images
スタンフォード・ブリッジよりも……
今季よりフランク・ランパードが指揮するチェルシーは、少し変わったシーズンを過ごしている。ジョゼ・モウリーニョ第一次政権の頃は本拠地スタンフォード・ブリッジが要塞のごとき存在となっていたのだが、今のチームはなぜかアウェイの方が強い。
ここまでチェルシーは勝ち点36を稼いで4位につけているが、このうちホームで得た勝ち点は14点。アウェイで22点も稼いでおり、ホームでは安定感を欠いている部分がある。
12月にもアウェイでトッテナムに2-0と勝利したが、続くホームでのサウサンプトン戦は0-2で敗北。ところがその次のアウェイ・アーセナル戦には2-1で勝利と、何とも不思議な成績だ。アウェイでトップ6と呼ばれるクラブに勝ち、ホームで残留争いを強いられている格下に敗北するのは少々奇妙だ。
またチェルシーは今季リーグ戦で36ゴールを挙げているが、このうちアウェイで25ゴールを記録している。アウェイではウォルバーハンプトンを5-2、バーンリーを4-2のスコアで撃破するなど、大量点を奪うゲームも目につく。ホームで行われたリーグ戦では3点以上奪ったゲームが1つもないため、サポーターとしてはやや複雑だろう。
英『90min』によると、昨季マウリツィオ・サッリが指揮したチームはアウェイで24ゴールを挙げていた。つまり、今季はすでにそれを超えたことになる。同メディアもアウェイでの強さに驚いており、これもランパード・マジックの1つなのだろうか。
2月からはチャンピオンズリーグ決勝トーナメントがスタートし、チェルシーはバイエルンと戦うことになっている。
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