バルセロナで頭角を現しているファティ photo/Getty Images
久保建英はどうなった
2019年も終わりを告げ、時代は新たに2020年代に突入した。今年は東京五輪が開催されることもあって世界中のサッカーファンは例年よりもさらに新たな時代を担う若手選手に注目していることだろう。
そんな中、『UEFA.com』が「2020年に見るべきU-21選手50名」をピックアップしているのだが、英『THE Sun』はその50名からさらに選手を厳選してベスト11を作成。2020年を彩るであろうヤングスターたちで構成される希望に満ちた“夢のスカッド”が完成している。
GK
マールテン・ファンデフート(17歳/ヘンク)
DF
リース・ジェイムズ(20歳/チェルシー)
アレッサンドロ・バストーニ(20歳/インテル)
パナギオティス・レトソス(21歳/レヴァークーゼン)
ドマゴイ・ブラダリッチ(20歳/リール)
MF
ドミニク・ショボスライ(19歳/ザルツブルク)
ブバカリ・スマレ(20歳/リール)
エドゥアルド・カマビンガ(17歳/スタッド・レンヌ)
FW
ガブリエウ・マルティネッリ(18歳/アーセナル)
メイソン・グリーンウッド(18歳/マンチェスター・ユナイテッド)
アンス・ファティ(17歳/バルセロナ)
結果はこのようになった。特に目を引くのは前線の3名だろう。ここにはアーセナル、マンU、バルセロナといった欧州屈指の名門ですでに頭角を現しているマルティネッリ、グリーンウッド、ファティの3名が選ばれている。昨夏ミランへ移籍したラファエル・レオンなども50名の候補には選ばれているが、現時点でこの3名を押し除けることは容易ではなさそうだ。
一方、現在マジョルカでプレイする18歳の日本代表MF久保建英は残念ながら今回候補となった50名からも漏れる結果に。アジアの選手としてはバレンシアの韓国代表MFイ・ガンインが唯一選出されている。
とはいえ、これは久保が期待されていないということでもないだろう。今回の50名の中にはレアルのブラジル代表FWロドリゴ・ゴエスや、ザルツブルクからドルトムントへ移籍したノルウェー代表FWアーリング・ハーランドなども含まれていない。選ばれているのはあくまで“2020年”に大きな話題を提供するであろう若手たちなのだ。
ロドリゴやハーランドとは少し意味合いが違うかもしれないが、来季もレンタルでの武者修行が現地メディアによって囁かれている久保は選外となってもおかしくはないだろう。
はたして2020年、この中で一気にスターダムを駆け上がるヤングスターはどれほどいるのだろうか。リストに載らなかった選手も含めて、新たな才能が輝く瞬間が待ち遠しい。
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