ミランに戻ってきたイブラヒモビッチ photo/Getty Images
年齢はただの数字
今季も前半戦からなかなか結果が出なかったミランは、2010-11シーズンにチームをスクデットへ導いている大ベテランFWに頼る決断を下した。
アメリカでもキングの名にふさわしい活躍を見せていたFWズラタン・イブラヒモビッチである。
しかし、イブラヒモビッチは11日のカリアリ戦からいきなり得点を記録。左サイドからのグラウンダーの折り返しを巧みに流し込み、衰えていない圧巻のテクニックでチームを勝利へ導いたのだ。
さすがと言えるシュートコントロールだったが、凄いのは技術だけではない。このゲームでイブラヒモビッチが見せたのは、衰えていない身体能力だ。
英『Sportbible』によると、イブラヒモビッチはこのゲームで32.45km/hのトップスピードを記録している。今週行われたセリエA第19節の中では全体で3番目に速いスピードだったようで、38歳の選手とは思えぬ身体能力だ。
年齢はただの数字なんて言葉もあるが、イブラヒモビッチほどこの言葉が似合う選手も珍しい。復帰2試合でサポーターを納得させたイブラヒモビッチは、今後もチームの軸となっていくだろう。このゲームでは若いラファエル・レオンも得点を記録しており、このコンビが名門浮上へのカギとなりそうだ。
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