天皇杯を制しているヴィッセル神戸 photo/Getty Images
関西のタレント軍団が牙を剝く
近年のアジアチャンピオンズリーグ(ACL)では、資金力を武器にタレントを集める中国勢が大きな脅威となってきた。Jリーグ勢も何度か苦戦を強いられており、アジアのライバルたちにとっては厄介なスター軍団だ。
ただ、厄介なスター軍団は中国勢だけではない。今年アジアのライバルたちを脅かす存在になると期待されているのがヴィッセル神戸だ。
ヴィッセル神戸はルーカス・ポドルスキ、アンドレス・イニエスタ、ダビド・ビジャら欧州のスタープレイヤーを次々と獲得しており、勢いに乗って天皇杯を制覇。今年は2月よりスタートするACLに参戦することが決まっている。
ビジャは現役を退いたものの、それでもヴィッセル神戸がタレント軍団であることに変わりはない。昨年のJ1を制した横浜F・マリノスも楽しみではあるものの、ヴィッセル神戸がアジアの舞台でどこまで勝ち上がるのか楽しみにしている日本のサッカーファンは多いはず。
韓国『スポーツソウル』も「多国籍軍団が実を結ぶ。ACL最大のダークホースか?」と警戒している。ここまで指揮官交代など試行錯誤はあったものの、天皇杯制覇という結果が出たことでアジアでの注目度も高まった。
しかもスター選手に頼りきりのイメージもあった中国勢とは異なり、Jリーグ勢はチーム全体の戦術面も優れていると評価されている。外国人選手の管理など、中国勢とは一味違うスター軍団と捉えられているわけだ。
ACLでヴィッセル神戸はグループGに入っており、韓国の水原三星、中国の広州恒大、マレーシアのジョホールダルル・タクジムと同組になっている。
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