レアルのハメス photo/Getty Images
3か月前は出番があったが……
昨年10月19日のマジョルカ戦より、レアル・マドリードは別のチームへと生まれ変わった。格下・マジョルカ相手に0-1で敗れた屈辱の日から、ここまで1度も黒星がないのだ。
称賛されているポイントはいくつもあるが、好調の要因の1つにMF陣の頑張りが挙げられる。すっかり重要な戦力となった21歳のフェデリコ・バルベルデ、相変わらず不動のアンカーであるカゼミロ、復活したトニ・クロース、イスコ、ルカ・モドリッチ。マジョルカ戦以降はこの5人が中心となって中盤の支配力を高めてきた。
そんな中、すっかり6番目以降のMFとなってしまったのがハメス・ロドリゲスだ。スペイン『as』は「ハメスが居場所を見つけられていない」と伝えているが、ハメスは0-1で敗れたマジョルカ戦から負傷離脱してしまった。
マジョルカ戦までは定期的にプレイしており、10月5日のグラナダ戦では得点も記録。バイエルンへのレンタル移籍を経て、再びジネディーヌ・ジダンの信頼を掴んだのではないかと評価されたのだ。
ところが、ハメスが負傷している間に中盤の序列は変わってしまった。同メディアは一歩進んで一歩後退と伝えているが、その表現もしっくりくる。良いスタートを切ったかと思いきや、負傷でまた後退してしまったのだ。
ハメスにはカルロ・アンチェロッティが指揮するエヴァートンからの関心も噂されているが、もう1度レアルでポジションを奪い返すことは可能だろうか。今季のスタートは悪いものではなかっただけに、この3か月間は非常に悔やまれるものとなってしまった。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/