ボローニャの冨安 photo/Getty Images
すっかり主力に
初の欧州五大リーグ挑戦にも関わらずセリエAのレベルにすぐさま適応し、本職ではない右サイドバックまでパーフェクトにこなしてしまう男。それがボローニャでプレイする日本代表DF冨安健洋だ。
冨安は昨季ベルギーのシント・トロイデンで結果を残し、日本代表でも吉田麻也の相棒の座をゲットすることに成功した。日本のサッカーファンも冨安には特別な期待をかけていたはずだが、まさかこれほどスムーズにセリエAで結果を残すと予想していた人は多くなかったかもしれない。
ボローニャのサポーターはもっと冨安に疑問を抱いていたことだろう。20歳で初めてイタリアへやってきた日本の若者に何が出来るのかと疑っていた人もいただろう。
しかし地元メディア『Tutto Bologna Web』は「日本人DFは最初の半年間でボローニャの全員を喜ばせた」と特集。ここまで最も良い結果をもたらした新戦力だと絶賛している。おそらくこの評価に異を唱えるサポーターはいないだろう。それほど冨安のパフォーマンスは安定している。
ここまでセリエAでは14試合に先発しており、欠場したのも怪我が理由のものだ。同メディアはドイツやイングランドのクラブが冨安に興味を持っていると伝えているが、ボローニャが冨安を簡単に手放すはずはない。
「トミはどこへも行かない。ボローニャはすでに彼に恋をしている」
前半戦でサポーターのほとんどを確信させた冨安は、どこまで伸びていくのか。
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