デポルティーボの柴崎 photo/Getty Images
指揮官交代で流れ変わるか
指揮官が代われば選手の起用法にも違いが出てくるものだが、スペインのデポルティーボで日本の司令塔が蘇るかもしれない。
スペインメディアが注目しているのは、今季よりデポルティーボでプレイする日本代表MF柴崎岳だ。
1度目は昨年10月7日にファン・アントニオ・アルケラを解任し、ルイス・セサルが就任。それでも状況は好転せず、昨年末にルイス・セサルに代わってフェルナンド・バスケスが指揮官に就任した。
相次ぐトップ交代の中で柴崎の状況にも変化があり、ルイス・セサルの下では出番が増えなかった。ところが、バスケスは一転して柴崎を直近2試合でフル出場させている。柴崎もその期待に応え、19日のカディス戦では冷静なパスから決勝点をアシストしてみせた。
スペイン『as』は、「バスケスはチームとしてデポルティーボを変え、その過程で道に迷った選手を復活させようとしている。その1人が柴崎だ」と特集。10月20日のマラガ戦以降では21分しか出番がなかった柴崎がいきなり中盤のキーマンとなったのだ。
スペイン『ElDesmarque』も、ここまで柴崎のパフォーマンスが期待を大きく下回るものだったと伝えており、前半戦の内容は納得のいくものではなかった。それが指揮官交代で変わる可能性があり、柴崎が真の輝きを披露する時がきたのかもしれない。
2020年には東京五輪が控えており、柴崎には攻撃の構築に苦戦する日本代表を救うべくオーバーエイジでの選出を望む声もある。
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