ユヴェントスのロナウド photo/Getty Images
ロナウド効果で盛り上がる
昨夏にはFWロメル・ルカクがマンチェスター・ユナイテッドからインテルに移籍し、今冬にもインテルはマンUからMFアシュリー・ヤング、チェルシーからMFヴィクター・モーゼスを補強。ミランにはボーンマスからGKアスミール・ベゴビッチが加わるなど、ここ最近は選手がプレミアからセリエAへ向かうケースが増えている。
セリエAは人気を落とした時期もあったのだが、今では選手たちを魅了するリーグへと変わりつつあるのかもしれない。英『sky SPORTS』によると、イタリアの有名記者ジャンルカ・ディ・マルツィオ氏はクリスティアーノ・ロナウドのユヴェントス移籍が流れを変えたと考えている。
ロナウドは2018年夏にレアル・マドリードからユヴェントスに移籍することになり、セリエAに待望のスーパースターが加わった。これによってセリエAへの視線が変わり、選手たちを惹きつけるリーグになったと同氏は主張する。
「スモーリング、アレクシス・サンチェス、ムヒタリアン、多くのプレミア戦士がイタリアへ来ることを望んだ。これは我々にとって良いことであり、ロナウドがイタリアへ来てから何かが変わった。4年ほど前、選手たちの心はプレミア、リーガ、ブンデス、その次にセリエAといったところだった。ロナウドが来てから何かが変わり、我々は再び良いリーグとなった。選手たちはイタリアへ来ることを望む。良い国だし、試合はアメイジングだからね」
1990年代のセリエAはスタープレイヤーが集まる特別なリーグだったが、近年はプレミアやリーガのクラブに人気を奪われていた。それがロナウド加入で変わったところがあり、今季のインテル復活も重なってセリエAへの注目度は確実に増している。
チャンピオンズリーグでも結果を出して人気獲得へ繋げていきたいところで、ロナウド獲得はセリエA全体にとって大きなプラスになったと言える。
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