バルセロナのメッシ photo/Getty Images
名将は実力を疑問視
25日にチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦1stレグでナポリと対戦したバルセロナは、ボールを支配しながらも1-1のドローに終わった。
バルセロナのポゼッション率は67%と高かったが、放った枠内シュートは2本のみ。
ナポリの守備も称えるべきだが、そもそも今のバルセロナにチャンピオンズリーグを制する力はあるのだろうか。今季は国内リーグでも盤石の状態とは言えず、以前のような圧倒的強さが感じられない。
英『Bein Sports』によると、元アーセナル指揮官アーセン・ヴェンゲルもバルセロナの実力に疑問を抱いている。ヴェンゲルもその長い監督キャリアの中で何度かバルセロナと戦った経験があり、過去のチームに比べると強さが落ちてきているとの評価のようだ。
「大会を制するのに十分ではないとの意見に賛同するだろうね。彼らはボールを奪い返す速度も落ちているし、より自陣に構え、中盤もオープンだ。中盤からゴールを奪う選手もいない。サイドでも、もはやサイドバックは十分にチャンスを作れていない」
例えば中盤ではアンドレス・イニエスタ、シャビ・エルナンデスといった名手がいなくなり、サイドバックでもダニエウ・アウベスのような超攻撃的プレイヤーがいない。全体的に攻撃に迫力がないとの指摘も間違いではないだろう。
ナポリ相手にアウェイゴールを奪うことはできたが、盤石とは言えない。現状を考えると、チャンピオンズリーグ制覇はまさにリオネル・メッシ次第といったところか。
●最新情報をtwitterで見よう!
twitterアカウント
https://twitter.com/theWORLD_JPN/