リヴァプールで背番号5を着用するワイナルドゥム photo/Getty Images
少年時代のアイドルへの憧れ
近年ではそれまでの常識にとらわれないチョイスも増えてきているが、背番号はそれぞれある程度どのポジションの選手が着用するかのイメージがある。例えば9番はセンターフォワードのような前線の選手、10番はチームを司る司令塔的なMFといった具合にだ。そのような枠に当てはめるのであれば、5番はDFの選手が着用するのが自然だろう。実際多くのチームでこの番号を背負っているのは最終ラインの選手だ。
しかし、現在のリヴァプールにおいて背番号5は中盤を主戦場とする選手のものだ。オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムである。いったい、なぜ彼は2016年の加入時にこの背番号を選択したのか。同選手は自身のInstagramライブで、その理由を次のように語っている。
「5番は僕にとって本当に特別な番号なんだ。若い頃のラッキーナンバーだったということもあるけど、ジネディーヌ・ジダンが5番をつけてプレイしていたことも大きな理由だよ。ニューカッスルでは5番を背負っていたけれど、リヴァプールでも同じ番号を着用できるとは思わなかったね。本当に嬉しかったよ」
ワイナルドゥムは少年時代、レアル・マドリードで5番を背負って活躍するジネディーヌ・ジダンのプレイ憧れたからだと説明。現役選手ではワイナルドゥムの他に、ユヴェントスのボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチなどもジダンへの憧れから背番号5を着用していることで知られている。MFで5番を着けている選手の中には、かなり“ジダン派”の選手が多いのかもしれない。
●電子マガジンtheWORLD（ザ・ワールド）最新号を無料で公開中！
電子マガジン最新号は、ついにプレミア制覇に手をかけたリヴァプール！ レッズを徹底解剖します。人気お笑い芸人・ぺこぱシュウペイの新連載もスタート！
http://www.magazinegate.com/theworld/
