ボローニャでプレイしていたディアマンティ photo/Getty Images
ビッグクラブではプレイせず
元インテル会長のマッシモ・モラッティ氏が大ファンだった選手といえば、ウルグアイの天才FWアルバロ・レコバだ。
レコバは独特な感性を持っていたファンタジスタ色の強いプレイヤーで、インテルでは1999年あたりから主力として活躍した。
レコバは2008年にインテルを去ったが、モラッティ元会長が後継者的プレイヤー探しに動いていたとしても不思議はない。伊『Calciomercato』によると、レコバの後継者候補になる可能性のある選手がいたというのだ。
その選手とは、ボローニャやリヴォルノでプレイしてきたレフティーのイタリア人FWアレッサンドロ・ディアマンティだ。ディアマンティは以前インテル移籍に近づいたことがあると語っており、モラッティ元会長もディアマンティにこだわっていたという。
「僕はインテル入りに近づいていたんだ。モラッティが僕にこだわっていたことは分かっていた。なぜなら、僕がレコバを思わせる存在だったからね」
しかし2008年よりインテルを指揮していたジョゼ・モウリーニョは、ディアマンティを欲しがらなかった。モウリーニョは元ポルトガル代表のMFデコを欲しがっていたようで、1年後の2009年にはウェズレイ・スナイデルも加入した。
ディアマンティのインテル入りは実現しなかったが、レコバの後継者に据えてみた場合はどうなっていたのか。今でもインテルにレコバ2世と呼べる選手はいない状態だ。
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